ともに協力しあい、みんなの力で、
紀北地区に産婦人科の存続を実現させましょう。
みなさん、この6月から三重大学の事情で尾鷲総合病院の産婦人科がなくなり、熊野の紀南病院に統合されることが明らかにされました。
三重大学では、産婦人科医師の不足から、県下各病院に医師を派遣している現状の病院数を2〜3か所減らさなければならないとのことで、現在、東紀州医療圏で、尾鷲総合病院と紀南病院の2か所に設けられている産婦人科を何れか一つにしたいとの方向が示され、このほど紀南病院への統合が決定されたというものです。
突然の「尾鷲総合病院から産婦人科がなくなる」とのショッキングな事態に、私たち紀北地域の住民はもとより、地域医療を支えている医療・行政関係者からも驚きの声が上がっています。
いうまでもなく、尾鷲総合病院はこの地域にあって唯一の総合病院です。地域医療では、身近な医院などとも病疹連携のもとで中核病院として二次医療を担い、病気の程度に応じて安心して医者にかかれる存在でもあります。しかも、辺地という地域事情から三次医療に近い高度医療の体制整備が切望され、尾鷲市市立病院として経営的に財政事情の厳しい中でも、高度診療機器の整備などに努力が続けられているのです。
この地域は、県の東紀州医療圏と位置付けされていますが、隣接する紀南地域とは気象や地理的に厳しい環境にあって、交通の便も悪く、大雨や台風などでの雨量規制や土砂崩れなどで主要道路が通行止めとなり、孤立した状態は幾度となく経験しています。
尾鷲総合病院から産婦人科がなくなると、手術や分娩時には家や家族から遠く離れた他の病院等へ出向かなければならず、本人のみならず家族単位の移動が必要となります。そのために経済的な負担から子どもをあきらめたり、治療を断念するなど最悪の事態を考えると不安が増幅されます。実家に帰って里帰り分娩をすることもできなくなります。
いまや少子高齢社会といわれ、安心して子供を産み育てる環境は、一層の充実強化が求められているのではないでしょうか。
こうした中で、私たちは、今回の産婦人科の統廃合問題をだまって見過ごすことはできません。
私たちは、とりあえず「紀北地区に産婦人科の存続を願う会」を立ち上げ、願いを共有する全ての人々と協力し合い、ともに相談しながら活動していきたいと考えています。
産婦人科の存続を願う地域住民一人ひとりの願いが、大きな形として示すことができれば、何らかの形で実現に結びつくものと確信して、当面、ともに考える集会と署名活動を呼びかけています。
どうか、みなさんの声を形にする活動に、個人として、団体として、ご協力ご支援をよろしくお願いいたします。
[連絡先]
尾鷲地区幹事 久保忠利 : 海山地区幹事 岡村哲雄 : 紀伊長島地区幹事 中井孝佳
|