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再契約ができない場合でも、最長で来年3月までは残ってくれると市長の説明だったが、なぜ1ヶ月となったのか。 |
市長
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21日に開かれた全員協議会での雰囲気を事務長が医師に報告した。その時点では医師も最長で来年3月までは残ってくれるとの話だった。30日の最終交渉では「精神的に耐えられない」との話で、9月末が限界ということだった。9月中に出産予定の13人は責任を持ってくれる。出産予定が10月にずれても受けてくれる。10月以降の出産予定は他病院への紹介となる。
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延長分の報酬はどうなるのか。 |
市長
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新たな契約となり、これまでの報酬から月額460万円を提示したが、医師側から時給との強い申し入れがあり、三重大に示している応援医師の時給7千円で受けてもらうことになる。
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心情的に医師のプライドが傷つけられたのが契約できなかった大きな原因なのか。 |
市長
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医師にとっては市民に理解されていることだと考えていた。25日の生活文教常任委員会で一部議員の発言に大きなショックを受けたとの話だった。
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後任医師の見通しはあるのか。 |
市長
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1カ月しかなく困難な状況で全力を挙げて医師確保に努力したい。休診となる可能性もあり、存続に努力したい。 |
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具体的に次の医師の見込みはあるのか。 |
市長
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何人かの医師と接触はしているが、具体的な交渉にまでは至っていない。どうなるかわからないが全力を挙げて次の医師を確保するのに努力したい。
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1カ月後に存続の可能性はあるのか。 |
市長
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最低でも2人の医師を確保しないと産科の存続は難しいと思う。この1年、1人でやってくれたのはまれだと思う。 |
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一部議員の発言とは具体的にはどういうことなのか。 |
市長
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1年間の仕事が否定されたことに強い憤りを感じている。精神的にこれ以上の勤務に耐えられず、最長で来年3月までとの意向だったが、1カ月が限界で事故も心配してそれ以上は勘弁してほしいとの話だった。
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委員会での発言が原因なのか。 |
市長
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市民に望まれて尾鷲に来たことがこの1年の心の支えだった。それが一部議員の発言で「これ以上は」と切れたとの説明だった。 |
五嶋院長
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助産師と産科の体制も築いてきていた状況で、医師にもやりがいがあった。それ以上に心身的な支障を来たしている。 |
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次は2人体制を考えているのか。 |
市長
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現在の医師は異例であり、次は2人体制でないと再開できないと考えている。 |
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市長は5520万円の高額報酬が全国的に一石を投じたと述べた。次の医師は待遇をどう考えているのか。 |
市長
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緊急避難的に高額の待遇でも間違っていなかった。1人勤務は例外的。2人以上は必要で、北勢とは違ってへき地に来てもらうにはある程度の報酬はやむを得ないが、院内医師との格差も考えれば、それほどの高額は難しい。
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五嶋院長
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医師が28人から現在では18人に減り、年間24万人の患者を受け持っている。とにかく医師は全員頑張っている。この1年で産婦人科医師が152人の出産を受け持ったことは評価できるが、次は院内医師と同じような給与に近いかたちで来てくれればありがたい。
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