「三千万なら大学病院の助教授が来る。報酬高すぎ」 尾鷲市で産婦人科医消滅の危機 …実は中傷が原因…三重・尾鷲 |
後任の産科医師着任 NEW!! |
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尾鷲総合病院 来春には2人態勢に 尾鷲総合病院の産婦人科部長に19日、8月末まで津市で産婦人科医院を開業していた野村浩史医師(50)が着任した。8月末で1年契約の更新がまとまらず、今月末で引き揚げる現在の医師(55)から引き続き、産婦人科が継続される。野村医師は「できれば尾鷲に長く勤務したい。産婦人科のきつい仕事はこれまで20年経験してきたことで、信頼されるよう一生懸命に頑張りたい」と着任の抱負を語った。来年4月には県外の勤務医(65)も着任が内定しており、2人態勢となる。 (引用元:南海日日 10月20日(金曜日)) |
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尾鷲総合病院産婦人科 市長、記者会見で感想 尾鷲市の伊藤允久市長は12日開かれた市議会生活文教常任委員会と全員協議会で、尾鷲総合病院の産婦人科継続について「19日に後任医師が着任。来年4月には県外の勤務医も着任するので2人態勢となる」と報告。議会終了後の記者会見で、 (引用元:南海日日 10月14日(土曜日)) |
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議会で市長 尾鷲総合病院 尾鷲市の伊藤允久市長は12日開かれた市議会の生活文教常任委員会と全員協議会で、尾鷲総合病院産婦人科の後任に男性医師(50)の内定を報告した。市長は「県内で開業していた三重大医学部出身。今月19日に着任する。身分は他の医師と同じ勤務医となり分べん手当など含め年間給与で約2800万円。給与とは別途に5年以上の勤務が見込まれるので市の一般会計から招へい奨励金として5000万円を支給したい。来年4月には県外の勤務医(65)も内定しており、2人態勢となる」と報告。議会からは「執行部や病院関係者の努力が実った」と評価し、招へい奨励金の創設にも異論なく了承した。 (引用元:南海日日 10月13日(金曜日)) |
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尾鷲総合病院 市長12日議会報告 尾鷲市議会は12日午前10時から生活文教常任委員会(与谷公孝委員長)を開き、市長ら執行部から尾鷲総合病院産婦人科の後任医師(50)が内定した報告を受け、医師確保に伴う地域医療の安定化を目的とした一時金的な奨励金の先決処分について説明を受ける。同11時から開く全員協議会でも市長らが後任医師を報告する。 (引用元:南海日日 10月12日(木曜日)) |
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尾鷲総合病院 継続へ今月中に着任 尾鷲総合病院産婦人科の後任医師が10日までにほぼ決まった。現在の医師(54)とは9月からの契約更新で報酬額の折り合いがつかず、10月末での退任が決まっており、11月以降に出産予定の妊婦に不安が高まっていた。後任の産婦人科医師(50)は今月20日前後には着任する予定で、産婦人科が続行される。 (引用元:南海日日 10月11日(水曜日)) |
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南海日日 社説『黒潮』より |
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2006年10月6日(金) 産婦人科医を大学病院などに引き揚げられて、自分たちで独自に産科医を探さなければならない現実。その先進地となって、たびたび新聞やテレビに登場する尾鷲市。4日夜のNHKテレビにも尾鷲総合病院が、伊藤市長が、「産婦人科の存続を願う会」の代表らが出た。苦渋に満ちていた▼高い給料を出してでも、やっと産科医を見つけたが、次の交渉がうまくいかず、1年で辞めてしまい、11月から再び産科を閉じなければならない状況が、ひしひしと迫ってきた。熊野市の紀南病院(産科医師3人)まで約40km。国道を走って約45分だが、矢ノ川峠や佐田坂がはだかって大雨が降ると通行止めになる(10月5日夜から10月6日朝8時過ぎまで雨のため通行止めになりました)▼一地域では解決できない。医師を派遣する大学も県も、地域と連携して対応しなければならない。国全体の問題でもある。4日の参院本会議での代表質問でも「産科医不足をどうするのか」との指摘があった。安倍首相は「ここ5,6年、出生1人当たりの数では変わりないが、地域間で偏在している。どの地域でも安心、安全なお産ができる態勢を確保することは喫緊の課題だ」と答えた▼課題を解決するためにどうしようというのか。「産科の拠点病院を整備する一方、どの地域でも安心して出産ができるように拠点病院と地域の診療所等の連携を促進するなど、適切に医療支援の活用を図る」という。「速やかに対策を講じていく」とか「具体的な仕組みが作られるように精力的に検討」の言葉も出たが、総合病院がありながら、産科医のいない地域住民には切迫感が伝わってこない▼山間地や離れ島の地域医療は崩壊寸前で、県として医師を「呼ぶ、育てる、助ける」が医師不足対策の柱となってきた。病院や医師会、介護施設、行政みんなが補完し合い、地域全体として医療機関や施設がそろう「協働」の仕組みを描いて、団塊世代の医師を島根県の山深い古里へ呼んだ病院もある。 |
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2006年9月24日(日)/55分枠 ここ数日、南海日日では産婦人科医師問題に関連する記事がないので更新できていません。 |
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産科で市長「前向きの感触」と報告 尾鷲市の伊藤允久市長は15日開かれた市議会生活文化常任委員会(与谷公孝委員長)で、現医師との 契約が成立しなかった尾鷲総合病院の産婦人科について、「複数の医師と接触して前向きな感触を得ているが、着任の時期までには達していない。
もう少し時間をいただきたい」と報告。また、「現在の医師は10月15日まで分べんを受け持ってくれる。それまでには何とか医師を確保して 継続させたい」と述べ、医師確保に一定の自信をのぞかせた。
(引用元:南海日日 9月16日(土曜日)) |
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尾鷲市で産婦人科医消滅の危機 |
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尾鷲市の伊藤允久市長は三十一日の会見で、尾鷲総合病院に迎えた産婦人科医師との交渉決裂の原因が報酬額の折り合いではなく、医師の高額報酬への攻撃、中傷が原因との見解を示した。五嶋博道病院長も「報酬の条件もあるが、気持ちが切れた方が大きい」と認めている。
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以下は、25日午後に開かれた尾鷲市議会全員協議会での一問一答の記事です。 |
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一部抜粋
(引用元:南海日日 9月1日(金曜日)) |
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一部抜粋 |
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一部抜粋 |
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一部抜粋
(引用元:南海日日 9月8日(金曜日)) |